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経理部長のよくわかる 業績解説塾 2019年5月期 第3四半期

こんにちは。宝子(たからこ)です。
ついに私も入社3年目となりました。
もう決算の見方についてはだいぶ詳しくなってきたのではないでしょうか…?!

登場人物

  • 秋庭 俊次
    (あきにわ  しゅんじ)
    宝印刷(株)執行役員  経理部長
    大学卒業後、会計事務所勤務を経て宝印刷に入社。
    経理部に配属後、システム部門や営業部門を経験し、2018年7月1日より経理部長となる。
    新入社員の時の思い出は月に1回実施されていた全社員対象の「朝食会」。まだ当社社員が80名程度のころで、朝8時までに出社するのが苦痛であり、役員の間近の席で緊張するものでもあった。
  • 宝子(たからこ)
    宝印刷に入社して3年目の若手社員。
    趣味は旅行と映画鑑賞。家族構成は父、母、姉、猫のポチ。
    3年目の抱負は「お客様が困ったときに真っ先に思い出してもらえる営業担当になる」ことです!お客様の悩みに寄り添える営業担当を目指します!

目次

  1. 2019年5月期第3四半期の業績は?
  2. 株式会社十印の子会社化について

2019年5月期第3四半期の業績は?

当社の決算も、もう第3四半期ですね!

そうですね。宝子さんも早いもので当社に入社してもう3年目ですね。最近周りからも「宝子さんは成長したね」と良い評判を聞きますよ。

本当ですか!とても嬉しいです!
確かにお客様からの質問など、前は先輩に逐一確認しなければ回答できなかったのですが、最近はすぐ回答できるようになりました。自分でも成長を実感しています!が…、これに甘んじず、もっともっと勉強します!

その通りですね。おごらず誠実に取り組んでくださいね。
では、さっそく、今回の決算を見ていきましょうか。成長した宝子さん!今回の決算はいかがでしたか?

ええと…

2019年5月期第3四半期の連結業績(2018年6月1日~2019年2月28日)
2019年5月期第3四半期の連結業績

この第3四半期も増収減益です。第1~3四半期まで続けて増収減益決算となりましたね。

そう、第2四半期に引き続き、目論見書売上や開示書類作成支援ツールの導入顧客数は積極的な営業活動の成果もあり堅調に増加していますが、前回もお伝えした通り翻訳やコンサルティングのほか、株主優待に関連するサービスなど比較的原価率の高い商材の販売が増加したこともあり、利益面は売上ほどの伸びがありませんでした。

なるほど。引き続き会社法関連製品だけが減収でしたね。招集通知の早期開示がトレンドとなっていることで、当社にとっての売上計上のタイミングも前倒しになっていることも影響しているのでしょうか。

そうですね。3月決算の会社が一番多いのですが、それ以外の会社でも同様のトレンドとなっていますので、一年間を通して影響が出ています。

季節変動要因の大きい当社が受けやすい影響とも言えますね。

このような影響を受けるトレンドもありますが、一方で働き方改革による当社システムの導入やコンサルティングの需要増加など、たくさんのチャンスがあります。

本当にニーズが多様化しているのですね。いろんなお客様に喜んでいただけるよう、ご提案ができるようになりたいです!

株式会社十印の子会社化

ところで、最近、東京証券取引所の上場基準の見直しなどの記事を新聞で読みましたが、当社のサービスに影響がありそうだなぁと思っているのですが…

よく勉強していますね、その通りです。例えば翻訳などは、もともとコーポレートガバナンス・コードにより会社法関連書類の翻訳需要は拡大していましたが、東京証券取引所の上場基準の見直しでは、海外投資家の呼び込みのため、企業に決算資料の日英同時開示などを求めるという案もあり、翻訳が増加する見込みがあります。

そうなんですね!翻訳はまだまだ成長する分野なのですね。

最近では統合報告書や決算説明会資料などのIRツール翻訳も増加傾向にあります。
当社では2019年2月に翻訳の老舗企業である株式会社十印を子会社化するなど、翻訳体制の強化も進めています。

一言に翻訳が増加しているといっても、その内訳は様々なのですね!

いつも言っていることではありますが、お客様のニーズは様々ですからどんなご要望にも応えられるように勉強をしてくださいね。

はい!がんばります!

おさらい

  • 宝印刷の2019年5月期第3四半期の連結業績は第2四半期同様増収減益。通期予想は据え置き、中期経営計画2年目の計画達成に取り組む
  • 増加する翻訳ニーズへの対応のため、株式会社十印を子会社化し体制の拡充を図った。

「経理部長のよくわかる 業績解説塾」

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