経営の本質とは

経営の本質は、お金と人を合理的にマネジメントして持続的成長を実現してゆくことです。
お金は貸借対照表(BS)に記載されていますが、人は貸借対照表(BS)には記載されていません。

経営と会計の関係

財務会計の目的は、「お金の流れを明らかにする」ことです。
管理会計における予算管理の目的は「いかに人を動かすか」にあります。
例えば、営業部の社員には「売上高と利益の最大化を目指して行動して欲しい」と考えるため、営業部はプロフィットセンターとして「売上高-費用=利益」で予算管理を行います。
一方、購買部や管理部の社員には「費用の削減を図って欲しい」と考えるため、購買部や管理部はコストセンターとして「費用のみ」で予算管理を行います。

経営管理のポイントは「財管一致」を実現することにあります。
「財管一致」とは「財務会計と管理会計を一致させる」ことを指します。
具体的には財務会計の月次実績と管理会計の月次実績を一致させることです。
なぜ、予算が必要なのか?

古代哲学者のアリストテレスの言葉があります。
| 人間は目標を追い求める動物である。
目標へ到達しようと努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる。 |
社員を動かすためには「目標」としての「予算」が必要となります。
経営管理プロセス
経営管理プロセスは、「⑴Plan[計画]→⑵Ⅾo[実行]→⑶Check[検証]→⑷Act[改善]」です。
この⑴Plan(計画)が「①予算作成」であり、⑵Ⅾo(実行)の記録が「実績会計」になります。⑶Check(検証)では、「②予実管理」で差異原因・改善策をまとめ、決算予想としての「③着地予想」を行います。「②予実管理」の予算達成状況が賞与や昇給・昇進の業績評価につながります。さらに、⑷Act(改善)で「②予実管理」の改善策を実行し、目標達成を目指します。

なぜ、予算業務は今なおExcelで処理され続けているのか?

実績会計と予算管理を比較すると、下記図表の通りです。
| 項 目 | 実績会計 | 管理会計の予算管理 |
|---|---|---|
| 作成理論としての 学問 |
会計学(簿記論) | 作成理論がない |
| 会計手続 | 複式簿記 仕訳→元帳→財務諸表 |
単式簿記 PL科目別の予算集計 |
| 集計方法 | 足し算 | 四則演算のシミュレーション |
| 財務諸表 | PL・BS・CF基本三表 ・株変 |
PLのみ |
| 標準システム | 会計システム | Excel |
| 内部統制 | 〇 | × |
| 監査 | 〇 | × |
| 正確性・迅速性の 担保 |
〇 | × |
実績会計には世界共通の作成理論としての「会計学(簿記論)」があり、標準の会計システムがありますが、管理会計の予算管理には「作成理論としての学問がない」ことから、会計システムのような標準システムはなく、いまだに「単式簿記型のExcel作業」になっています。
「財管一致」を目指すなら、管理会計の予算管理も「同じ会計構造」にすべきではないでしょうか?
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その効果を最大化するためには、実現可能な予算やフォーキャストを設定し、実績と比較・分析してPDCAサイクルを継続的に回すことが重要です。
そうすることで、経営環境の変化にも柔軟に対応でき、自社のビジネス基盤を着実に強化できます。
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