宝子さんは、ついこの間入社したと思っていたのにもう2年目か。月日が経つのは早いもんだね。
そうなんです!私の部署にも新入社員が入ってきました。2年目になると任される業務も急に増えてきて、一人前として扱ってもらえることは嬉しい反面、未熟な自分で大丈夫なのかな、とちょっと不安も感じていて…。
確かに1年目は周りがいろいろ教えてくれたり手厚くフォローしてくれたりしたけど、2年目になると周りの目は一気に次の新入社員に行くから、そのギャップに戸惑うことはあるだろうね。
ときには失敗することもあるだろうけど、ちゃんと周りがフォローしてくれるから、気にせず目の前の業務を進めて行ってごらん。
そうですね、頑張ります。ありがとうございます!
さて、今回は2018年2月で終わった第3四半期までの報告ですね。
売上高は前期とほぼ同程度でしたが、利益はすべて前期比マイナスだったんですね。
はい。売上高については4つの製品区分でいうと、金融商品取引法関連製品とIR関連製品が増収、会社法関連製品とその他製品が減収となり、2勝2敗で結果横ばいでした。
減益の要因はいろいろありますが、サービス拡大のために採用を増やしたことで人件費などのコストがかさんだことなどが1つ挙げられます。
なるほど。いま日本全体で人件費が高騰していますもんね。
これは当社に限らずいえることですが、少子高齢化で労働人口は減少する一方ですから、今後人件費はますます上がることが予想されます。こうした外部要因にとらわれず利益を生み出すためには、お客様に高い付加価値を提供できるよう、外部のトレンドをいち早くキャッチアップし、いろいろな分野で新事業のタネを発掘することが大切ですね。
付加価値といえば、当社は最近、Webで閲覧できる招集通知「ネットで招集」や、社内コミュニケーション支援システム「ER-Manager」など、Webへの取り組みもどんどん進めていますもんね!
ところで、通期の業績予想は達成できそうでしょうか。
当期の業績予想は売上高155億円(前期比2.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益11億円(前期比1.6%増)となっていますが、いまのところ、修正はありません。
この1年、実際に自分が会社の一員として少しでも業績の一部を担えたんだと思うと、もっと頑張らなくちゃと思いますね!
おっ!さすが2年目ともなると違うね!その調子で頑張って!
株主の皆様の「わかりやすい」という評価のお声を励みにこれまでやってまいりました。この「やさしい業績報告」が、当社業績のご理解につながれば幸いです。この場を借りて御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
今後とも「やさしい業績報告」をよろしくお願いいたします。
宝子さん、これからも頑張ってね!
※2018年7月1日付で、当社経理部長は若松 宏明から秋庭 俊次に変更となります。
引き続き、「やさしい業績報告」をよろしくお願いいたします。
「教えて!経理部長!!やさしい業績報告」