2019年5月期の業績は?
期末を迎え、秋庭部長に教えていただく業績解説も一年を迎えました。
一年はあっという間でしたね。「新・中期経営計画2020」も早いもので二年目が終了し、いよいよ最終年度を迎えました。この期間中は計画達成に向けて様々な取り組みを進めてきました。
では当期の決算を見てみましょう。
第1~3四半期までは増収減益決算でしたが、当社決算の特徴である季節変動要因もあり通期の決算は増収増益、売上高から各利益についても過去最高の実績となりました!
金融商品取引法関連、会社法関連、IR関連、その他、すべての製品群で増収増益になりましたね。これはニーズに即した提案を行ってきた営業努力もさることながら、今回から連結対象としてWEB制作事業を行う(株)イーツー、翻訳事業の(株)十印とTOIN USA INC.を含めたことが大きな要因の一つです。
なるほど、まさにグループ一丸となって、ですね!
私も営業の立場として、どんどん幅広いサービスがお客様にご提案できるようになってきていると感じています!
いつもお伝えしていますが、昨今はコーポレートガバナンス・コードの適用による企業の開示が拡充する傾向にある一方で、働き方改革により開示作業の効率化が求められています。
このような環境下において、お客様の多様なニーズに合わせたサービスがご案内できるよう、多面的に強みを発揮できる体制を拡充しています。
グループ会社の強みを結集することで、今までにない新たなサービスも生まれるかもしれませんね!
そうですね。様々なシナジーの創出を目指したいですね。
「新・中期経営計画2020」の達成に向けて―最終年度の取り組み―
2020年5月期は「新・中期経営計画2020」の最終年度ですね。通期予想は「新・中期経営計画」で設定した計画値と同額を見込んでいます。
いよいよ最終年度、この三年間の集大成ですね。2020年5月期は増配も予定しています!
当社はグループ成長戦略を実現するためには、お客様のニーズに応じた価値創造力を高め、グループ全体の企業価値を最大化する経営体制を構築する必要があると考え、持株会社体制への移行(2019年12月予定)を発表しました。
本年8月開催予定の定時株主総会でご承認をいただけることを条件に、新設分割方式によって会社分割を実施、これに伴い商号が「株式会社TAKARA&COMPANY」へ変更となります。
当社も新しい体制へ変化するのですね!
当社を取り巻く外部環境の変化は著しく、我々もスピード感をもって柔軟に対応をしていく必要があります。当社、そしてグループ会社それぞれの専門性を活かしてお客様に対してより一層質の高いサービスを提供できるよう、取り組んでいかなければなりません。
グループ全体で強みを活かして、様々な提案ができるように私もがんばります!
中計最終年度の成績は、その次の成長戦略の方向性やステップを大きく左右することにもなります。計画達成に向けて頑張りましょう!
おさらい
- 宝印刷の2019年5月期の決算は増収増益となり、売上高から各利益についても過去最高の実績。2020年5月期は中期経営計画3年目の計画値と同額を見込む。
- 2019年8月開催予定の定時株主総会での承認を条件に、同年12月をもって持株会社体制への移行、商号変更を実施予定。グループ全体の企業価値最大化を目指す。