2020年5月期第1四半期の業績は?
秋庭部長!今回が最終回となってしまいました…。
そうですか、残念ですね。しかしこの3年間で、宝子さんは決算についてとても詳しくなりましたね。
はい、この3年間、たくさんのことを教えていただいたので、自分でもかなり成長したと思います!
では成長した宝子さん、第1四半期の決算はどうでしたか?
はい!増収増益となりました。三月決算のお客様が多いため、ほかの四半期と比べて第1四半期と第4四半期に売上が大きくなることが当社の決算の特徴です。
そのとおりですね。増収の要因としては、翻訳事業の(株)十印とTOIN USA INC.が連結対象に含まれたことなどもあって売上が大きく増加しました。
金融商品取引法関連製品では「EDINETタクソノミ」※の設定範囲拡大による売上増加がありましたね。
※EDINET(エディネット:金融商品取引法に基づく、有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム)が提供する財務報告のための電子的雛形。
タクソノミの設定範囲の拡大やコーポレートガバナンス・コードによる開示の拡充傾向、株主総会プロセスの電子化など、当社決算にも大きく影響のある企業の開示を取り巻く環境はどんどん変化しますね。私も取り残されないようにしっかり勉強しなくては…!
開示を取り巻く環境は今後一層のスピード感で変化すると考えられます。一方で、働き方改革は社会的な課題となっており、当社は多様な環境変化に対応し、お客様のニーズにしっかりお応えできる柔軟な体制を構築していかなければなりません。
目まぐるしく変化する時代にあって、多様なサービスの創造をスピード感をもって対応していく、そのための持株会社体制への移行※ですね!
※2019年12月2日をもって持株会社体制に移行し、商号を(株)TAKARA & COMPANYに変更。
そのとおりです。「新・中期経営計画2020」は最終年度を迎えていますが、持株会社体制への移行はさらにその先の成長を見据えたものです。
当期の連結業績予想は「新・中期経営計画2020」と同額ですし、予想値も据え置いていますので、「新・中期経営計画2020」の達成を目指したいですね。
「新・中期経営計画2020」最終年度の計画達成が、次期中期経営計画の大事な足場となるのですよね!私も営業の一員として計画達成に向けて頑張ります!