第2回 3月15日
今年最初のご質問は、埼玉県のA様からです!
宝印刷は「ディスクロージャーのパイオニア」だそうですが、そもそも「ディスクロージャー」ってなんですか?
A様、お問い合わせいただきありがとうございます!
当社は一般的な印刷会社だと思っておられる方も多いかもしれませんが、そうではないということをご説明しますね。
「ディスクロージャー」とは日本語に訳すと「情報公開」。企業が財務データや事業内容を広く一般に公開するという意味で使われます。日本では金融商品取引法に則って上場企業等が金融庁に提出する「有価証券報告書」、会社法に則って株主に発送する「招集通知」、証券取引所の規則に則って証券取引所に提出する「決算短信」などがそれにあたります。
これらの情報公開は、株主・投資家が十分な投資判断を行えるようにするためというのが主な目的です。
最近では財務データだけでなく、ESG(環境、社会、ガバナンス)関連への取り組み状況についても投資家から開示を求められる傾向にあり、ディスクロージャーへの要求は日々多様化しているんですよ!
そのような環境下で、お客様の企業情報を法律に則ったかたちに、また、投資家・株主の皆様が理解しやすいかたちに加工して情報を開示するお手伝いをするのが、ディスクロージャーのパイオニアとしての当社の社会的使命です。
A様、当社がただの印刷会社ではないということ、ご理解いただけましたでしょうか?
さて、今日はもうひとついきますよ!続いてのご質問は愛知県のO様からです。
最近、「働き方」についてメディアで話題に上ることが多いですが、宝印刷の職場環境を教えてください。
O様、ご質問ありがとうございます!
現在、政府主導で企業の「働き方改革」が進められていますが、「働き方改革」と一言に言っても範囲が広いため、今回は「生産性向上」や「長時間労働是正」、「女性の活躍推進」などの視点に絞った当社の職場環境についてご説明したいと思います。
長時間労働が社会問題化しているいま、一人ひとりの業務負担や長時間労働を減らし、短い時間でいかに生産性を上げ質の高いサービスを提供できるかということが当社でも課題になっています。課題解決のために、業務の一部をシステム化にしたり、社内での情報共有体制を確立して1社1社のお客様に対してチームで対応しています。
女性の活躍推進に関してですが、当社の従業員の男女比は約4:1です。男女関わらず能力を発揮できるので、女性従業員の数は年々増えています。
女性営業担当者についてはお客様からお褒めの言葉をいただくことが少なくないんですよ!
また、当社は出産した女性従業員の育児休業取得率が100%。つまり、出産を理由に退社する人はゼロで、全員が復帰を前提として育児休業を取得しています。復帰後も所定労働時間を短縮できる時短勤務制度を活用しながら仕事と育児を両立する働き方を選択できます。これにより勤続年数の長い女性が増えてきているため、今後は女性管理職への登用も積極的に行う方針です。
さらに今後は育児だけではなく、介護や病気の治療との両立を必要とする従業員も増えてくると思われますが、そういった多様な事情に対応できるよう、時短勤務制度だけではなく、1時間単位で有給休暇を取得できる時間休制度なども整えています。
お客様満足はもちろんのこと、従業員満足も同様に高めることで、従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮できるような職場環境を整えてまいります!
O様、ご理解いただけましたか?ではまた次回をお楽しみに!