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文章が好き。その想いを原動力に、
お客様の情報開示を支える。

N.O

ディスクロージャー研究一部
2021年⼊社

Chapter - 0 1

専門性の高い文章に携わる面白さに惹かれて。

―なぜ宝印刷に入社を決めたのですか?

専攻が文学部だったので「文字や言葉に携わる仕事」、そして「人を裏方で支える仕事」に興味がありました。そんな中で出会ったのが宝印刷。企業の決算情報を開示する書類等の制作で確固たる地位を築いていると知り、専門性の高い文章に触れられることに惹かれました。ただ、金融や簿記は全くの専門外。そんな私に仕事が務まるのか不安でしたが、面接でとても真摯に寄り添ってくださり、安心できたことで入社を決めました。

―開示支援課ではどんな仕事に携わっていますか?

大きく2つあります。1つはお客様からお預かりする原稿の情報開示内容や記載事項をチェックすること。私が担当する有価証券報告書は、様々な法令に準拠して開示することが義務付けられています。ディスクロージャー研究一部では主に金融商品取引法に基づき、開示内容のチェックを行っています。もう1つが、お客様からの原稿記載に関する問い合わせ対応です。例えば、「どんな記載が一般的か」「表現上の問題はないか」といった質問に、具体的な記載方法などを例示してお答えしています。

Chapter - 0 2

悩まれるお客様の姿に、仕事の意義を実感。

―専門的な法令や用語のチェックは大変なのでは?

最初は何もかも初めて聞く用語ばかり。指導担当の先輩から具体的な原稿実例に基づいて説明を受け、その名称や意味を必死に覚えました。また、自ら積極的に過去事例や処理済みの書類に当たり、疑問点解消や起きやすいミスの把握などに努めました。おかげで1年目の後半には、それぞれ “点”だった知識が頭の中で“線”としてつながり、問い合わせ対応や原稿チェックの仕事の幅が広がっていきました。

―成長のきっかけとなるような出来事はありましたか?

入社3年目に初めて営業に同行し、お客様先を訪問したことが印象に残っています。その年はサステナビリティ開示の規定に大きな改正があり、お客様が情報を求めていました。そこで参考事例を幅広く揃えて提示し、わかりにくい改正文言を理解しやすい言葉に換えながら説明を行うと、「助かりました。とてもわかりやすかったです。」との感謝の言葉をいただいて。直接対面したことで、お客様も悩みながら原稿に取り組まれているとわかり、自分の仕事の役割や大切さを深く認識する機会になりました。

Chapter - 0 3

「この人に聞けば安心」と信頼されるプロに。

―どんな面白さや、やりがいがありますか?

自分の経験だけでなく、上場企業の2000社に近い取引実績を持つ当社の強みを活用して、ノウハウを蓄積できる面白さがあります。そうして磨いたスキルを活かしながら、お客様の情報開示を支えられることが一番のやりがいです。適切な記載・開示例を提案してお客様の期待に添えた時は、大きな手応えを感じます。

―今後の目標を教えてください

開示の世界は奥が深く、学びは尽きません。規定改正による知識のアップデートはもちろん、適時開示におけるコンサルティング的な対応も今後は求められます。また有価証券報告書には、MD&A(※)といった会社の意思や個性が現れる記載箇所もあり、深く読み込めればよりお客様に寄り添ったアドバイスが可能だと感じています。さらに、4年目の今は、お客様だけでなく後輩に知識をアウトプットする機会も増えています。一層の研鑽を重ね、社内外で「この人に聞けば安心」と信頼されるプロに成長していきたいですね。
※MD&A:経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析。会社の経営成績や、その増減の背景等を記載した項目のこと。

「ありのままの⾃分でいい」と思えたことは?
入社当時の私には専門知識もなく不安しかありませんでしたが、丁寧に根気強く指導してくださった先輩方のおかげで知識も仕事の幅も広がりました。ただ一つだけ、「文章が好き」という変わらない想いが、自分の成長には絶対必要だったと感じています。心から好きなことを大切にできる。だからこそ、今の私があると感じています。