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“高品質”を担保する最後の砦、
製本工程をマネジメントする。

R.O

印刷部 浮間工場 製本課
2005年⼊社

Chapter - 0 1

機械いじりが好きな自分に最適な仕事。

―当社に入社した理由は?

当社に興味を持ったきっかけは、高校3年生の時に進路指導の先生から勧められたことでした。調べてみると上場企業であり、自身のイメージしていた納得のいく条件で、働く場として申し分のない会社だなと。また、元々機械いじりが好きな自分にとって、印刷機を取り扱う仕事もぴったりだと思い、入社を決めました。入社して20年目を迎える今、当時の自分の決断は正解だったと思っています。

―入社してからこれまでの歩みを教えてください。

入社後は印刷課に配属され、最初は版を作成する刷版工程に携わり、その後印刷機のオペレーション業務の担当へ。4年目には印刷技能五輪に出場することになったのですが、問われるのは実技と学科の両方。出場前の2か月間、4色印刷機を取り扱う練習や学科の勉強に勤しみ、本番に臨みました。その結果6位入賞。五輪出場後は、時間配分を考えながら、“効率的、かつ高品質な印刷物を”という意識がより高まりましたね。そして入社13年目に製本課へ異動し、現在に至ります。

Chapter - 0 2

連携プレーのもと、製本に取り組む。

―現在の仕事内容を教えてください。

中綴じ製本機のオペレーターとして、複数のメンバーと協働しながら製本作業を進めています。案件の内容によっては派遣社員を含め5人以上で作業することもあり、そこでは各メンバー同士の連携プレーが重要になります。そんな中、各メンバーを適材適所に配置し、それぞれの進捗確認を行い、品質不良が出ないようオペレーションしていくのは大変なこと。しかし、あらゆることに気を配りながら、予定通り製本が完了した時はいつも達成感を感じます。

―その仕事の中で難しさを感じるのはどんなところですか?

中綴じ製本機のオペレーションでは、印刷物の内容が変わるたびにセット替えが必要です。そんな中、どうしてもトラブルは発生してしまいます。例えば、中綴じ部分でホッチキスの針が少し浮いてしまったり。そうした不良を見つけた場合は、原因を究明し、機械を調整しなければなりません。そのロスタイムをいかに短縮して、製本を再開できるか。そこに自身の技術が問われていると思います。

Chapter - 0 3

トラブルを糧に、品質・生産のさらなる向上へ。

―仕事のどんなところにやりがいを感じますか?

この仕事には様々なトラブルがつきものですが、そのトラブルからいろいろなことが学べますし、次回からそれを見越して作業を進めることができます。こうしたトラブルの事例をメンバー間で共有して品質や生産性の向上につなげ、予定通り製本を完了させることが私のやりがいになっています。究極の目標は、機械の調整をせずとも不良が出ないようなセッティングができるようになること。そこに至るまでにはまだまだ試行錯誤が必要だと考えています。

―今後の目標を教えてください。

仕事で大切にしているのは、「常に勉強」。自ら学ぶ姿勢を持っていれば、上司や先輩、後輩から学べることはたくさんあります。製本課の主任となって2年目の今、私の主な仕事は課内の進捗管理や後輩の指導ですが、その中で、人に教えることが自分自身の成長につながっていると感じています。これからも学ぶ姿勢を持ち続け、目の前の仕事に一所懸命に取り組んでいきたいと思っています。

「ありのままの⾃分でいい」と思えたことは?
今の仕事で大切なのはチームワーク。そのため、仕事に関係のない雑談をするなど、それぞれのメンバーが「ありのままの自分」でいられる時間がとても大事だと思っています。そうした時間の中で育まれた人間関係があるからこそ、仕事中もコミュニケーションがしやすく、いい雰囲気の中で仕事を進めていくことができているのだと思います。