良い製品を届けるために、
高い責任感を持って業務を遂行。

制作部 情報制作課
2023年⼊社

企業の機密情報を扱う特別な仕事。
―宝印刷へ入社を決めた理由を教えてください。
大学時代、パソコンを活用した制作に取り組んでいたことから、就職活動では印刷業界やIT業界を回っていました。その中に宝印刷もあり、よく調べてみると「ディスクロージャー」という耳慣れない単語が出てきて、企業の機密情報を扱う特別な仕事をしているということがわかり、その仕事内容にとても魅力を感じました。そして、その重要な役割に自分も関わることができることにワクワク感を感じて入社を決めました。
―入社後は希望通り、制作部に配属されたそうですね。
はい、ものづくりに興味を持っていた私に、人事の方が制作部を提案してくださいました。以来担当しているのは、お客様からの依頼に基づき、当社のオリジナルシステム「WizLabo」を活用して印刷物を制作すること。例えば、株主総会のための重要な法定書類である招集通知などの入力作業やデザイン作業を行い、お客様の要望に迅速に対応しています。制作に携わるどの書類においても、たった一つのミスがお客様と当社の不利益につながりかねない。まさにそんな特別な仕事に携わっているなと感じています。

お客様の期待を超えるサービスを。
―配属後、どのように仕事を覚えていきましたか?
まず「WizLabo」の使い方を教わって、原稿を見ながら入力することからスタートしました。日常では耳にしない難しい文言ばかりの中、それらを法律に準拠した形で間違えずに入力するのはもちろん、最終的に質の高い印刷物に仕上がるよう考えて「WizLabo」を操作する必要があるため、仕事を覚えるのは至難の業。そんな中、わからないことは先輩社員に聞きながら実践を繰り返して仕事を覚えていきました。ただ、一つのことを覚えても、次から次へと新しい課題が出てくるので、今も覚えることはまだまだあります。
―そんな中で自分の成長を感じた出来事は?
お客様側でも「WizLabo」で情報を入力していただくのですが、どうしてもその情報に抜けや誤りが生じる時も。そうした場合に、「ここは本当にこれでいいのかな?」と疑問に持ち、営業に確認して修正することができた時、自身の成長を感じました。と同時に、お客様が見落としているところをしっかり見て、お客様の期待を超えるサービスを提供することが、私の重要な役割なのだと痛感しました。

オールマイティに対応できる人材に。
―今仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
当社が制作する印刷物は、お客様、営業、制作、校正、印刷まで多くの関係者のチームプレーで生み出されるもの。その中の一員として、私は「お客様に良い製品を届ける」ことを常に念頭に置いて業務に取り組んでいます。そのため、わからないことがあれば自己判断せず、必ず周りの先輩社員や営業などに確認を取ることを徹底しています。自分のミスで宝印刷全体の信頼を損ねることがあってはいけない。そんな高い責任感を持って業務に取り組めることがやりがいでもあります。
―今後の目標を教えてください。
まずは自分のできる作業範囲を広げていきたいです。今は「自分がこの作業をできたら、先輩方の負担を減らすことができるのに」と常に感じているので……。制作部の業務には入力作業だけでなくイラスト業務なども含まれており、まだまだ学ぶべきことは山積しています。これから多くのことに挑戦し、経験を積み、スキルを磨いていき、オールマイティに対応できる人材になりたいと思っています。
- 「ありのままの⾃分でいい」と思えたことは?
- 上司や先輩社員からポジティブなフィードバックを受けた時、自分の強みや個性が評価され、自信が持てる瞬間です。そしてそのフィードバックを通じて自分のやり方や考え方が間違っていなかったのだと感じ、ありのままの自分でいいんだと思えます。これからも自分らしさを大切にしながら成長していきたいと思います。