Enterprise Place 職種別座談会
お客様に感動していただける最高のサービスを提供する。
そのビジョンを胸に、ぞれぞれの専門性を高め続ける。
それぞれ所属部門が異なる5名の社員に、
仕事内容・やりがいや、他部門との連携などについて語ってもらいました。
M E M B E R

ディスクロージャー研究一部
2000年⼊社
商学部 会計学科 卒

ディスクロージャー
&IR営業一部
2002年⼊社
⼯学部 ⼯業化学科 卒

ICT営業部
ICTプロジェクト推進課
2008年⼊社
経営学部 経営学科 卒

⽣産管理部
2002年⼊社
⽂学部 史学地理学科 卒

制作部 情報制作課
1999年⼊社
グラフィックアーツ科 卒
T H E M E 0 1
⼊社動機について宝印刷に⼊社を決めた理由を教えてください。

いろんな会社を回る中で当社に興味を持ったきっかけは、印刷技術を基盤としながらも独自技術を持ち、また専門領域に強みを持っていることがわかったこと。そしてさらに興味を深めていき、最終的にはディスクロージャーのパイオニアである当社に、他に類のない個性と可能性を感じ、入社を決めました。

会社説明会で、法律に関わる書類に携わっていることを聞き、安定企業だなと思い、志望しました。最後の決め手は、選考過程を通じてあたたかく優しい社風を感じたこと。
実際に入社してみて、その印象通りでした。

私は大学卒業後、就職した前職ではシステムエンジニアとしてシステム開発に携わっていました。その中で、より多くのお客様にもっと幅広くシステム活用によるソリューションのご紹介をしたいと考えるようになり、転職を決意。
ちょうど当社がシステム人材を求めている時期で、また、今後の電子化の重要性についての考え方が自分と一致していると感じ、入社しました。

私もキャリア入社です。前職では、チラシやカタログ等の一般印刷物を扱う印刷会社で生産管理の仕事に従事していました。しかし、次第に印刷物が減少する現実を目の当たりにし、今後の自身のキャリアアップについて考えるように。そんな中、専門性の高い印刷物を取り扱っている当社に安定性を感じて応募しました。

私は、高校のグラフィックアーツ科で学んだ写真加工やデータ作成、印刷などの知識を活かせる職種として、印刷会社を志望しました。その中でも、当社が顧客ニーズに応えることを大事にしており、情報開示において今後も必要な会社だと感じられたことから入社を決めました。

T H E M E 0 2
仕事内容とやりがい現在の仕事内容は?
また、どんなところにやりがいを感じますか?

当社オリジナルシステム「WizLabo」を使用し、開示書類や任意書類などのデータ作成を担当する部門で、管理業務を担っています。その中でやりがいを感じるのは、営業の方から、「お客様から感謝の言葉をいただきました」と伝えられた時や、全社的プロジェクトに参画し実運用までつながった時。プロジェクトでは他部署の方々と意見交換をする中で、自身が思いつかないような意見が聞けることに面白みを感じます。

営業から届くお客様の受注情報のもと、自社工場や協力工場と打ち合わせをしながら生産計画を立案し、その後製造の進捗管理、コスト管理、品質確認等、納品までのプロセスに責任を持つ役割を担っています。トラブルなく計画通りに製品を納品できた時、また逆にトラブル発生時に適切な対応をすることで、お客様にご迷惑をかけることなく納品できた時に達成感を覚えます。

主に、「WizLabo」のシステム紹介を担当しています。当社のお客様のほとんどは上場企業であり、そうしたお客様に様々なソリューションを提案できることに面白みを感じています。

当社の既存のお取引企業様を担当する営業部門の管理職を務めています。マネジメント業務に取り組む中で嬉しいのは、何と言ってもそれぞれの課員が掲げた目標を達成した時や、彼らが成長していく姿を見る時です。

ディスクロージャーに関する金融商品取引法令や取引所規則について、お客様からのお問い合わせ対応、書類のチェックやコンサルティングを通じて、開示書類作成のサポートを行っています。お客様が最もお困りになるのは、頻繁に行われる法令や規則の改正への対応。そこで、私たちが最新情報や動向を把握し、かつ専門的な知識・スキルを提供することにより、お客様の開示業務に貢献できることが大きなやりがいです。


T H E M E 0 3
他部⾨との関わりについて他部⾨の⼈たちとどのように関わりながら仕事を進めていますか?

営業部⾨は、最前線のお客様総合窓⼝であるため、お客様からの問い合わせ内容は多岐にわたります。発注前の契約段階では、管理部⾨に、契約書に関して相談しますし、ご発注いただいたものが納品されるまでには、研究部門、制作部門、印刷部門などの各部⾨と、納期や仕様、記載内容など、あらゆる相談をしながら業務を遂⾏していきます。時には、他部⾨に難しいお願いをすることも。例えば、当初大量の印刷物を受注した案件で、校了1か⽉前に急遽予定数の2倍以上の数量変更を求められた時は、⽣産管理部に頼み込んで⽤紙の仕⼊れや⼯場ラインの確保などに奔⾛していただきました。

あの時はお互いに⼤変でしたね。でも、必死に対応して無事に納品できてホッとしました。このように営業部⾨とは様々なやりとりをしていますね。受注に向けての相談もいただくため、こちらとしては最適な提案ができるよう知識の深化に努めています。また、制作部制作管理課の⽅とは印刷データ作成について⽇々いろいろとやりとりをしています。

研究⼀部は営業部⾨との接点が最も多いですね。常にお客様に寄り添っている営業部⾨から、お客様が今何に困っているのか、伝えてもらい新たなサービスを開始するきっかけになっていますので大いに助かっています。

私が所属するICTプロダクト推進課は、プリセールス部隊であり、営業部⾨をサポートするのが仕事です。営業と⼀緒にお客様先を訪問し、ソリューション提案を⾏うため、定期的な打ち合わせや案件共有を密にしながら、プロジェクトを進めています。また、提案だけでなく、導⼊を担当するサポート部隊との連携も体制を整えており、提案から導⼊までスムーズに⾏うことが可能になっています。

制作部も、お客様からの依頼内容の情報はまず営業部⾨からいただくため、営業部の方との接点は多いですね。また、それ以外の他部⾨間でも、必要な業務改善などは定例会議において意⾒交換の場が設けられていて、相互にとってより良い改善策を提案しながら業務を進めています。

T H E M E 0 4
ワンストップサービスについて宝印刷の強みである「ワンストップサービス」は
なぜ実現できているのですか?

当社の部⾨それぞれは専⾨性を持っており、それぞれの業務において特化した作業集団が存在しています。そのため、お客様からの要望を営業部⾨が受け、さらに研究部門、制作部門、印刷部門などが必要に応じて連携を図ることでワンストップサービスが実現できていると思います。

その通りですね。加えて、他部⾨を尊重し職務を全うしていることが、当社の価値向上につながっています。私⾃⾝、⾃部⾨だけでなく、他部⾨の視点を持った上で業務を遂⾏することを常に意識しています。

私が思うワンストップサービスの原動⼒は、当社の社員全員に、「お客様に感動していただける最善のサービスを提供する」というビジョンが共有されていることです。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、これを実現できているのは、⻑年先輩たちが培ってきたベースがあるからこそだと思っています。

印刷物主体から電⼦データへ、昨今で⾔えば、グローバル化に向けた英文開⽰へ。そんな時代の環境変化と顧客ニーズに応えるサービスを担う組織があることも、ワンストップサービス実現につながっています。

環境の変化に伴い、専⾨分野の範囲も広がっていく中、私たちの技術・スキルがある時点で⽌まってしまっていたら、必要とされない会社になっていたはず。そうではなく、それぞれの部⾨が専⾨性を⾼め、各々の業務範囲を広げ続けているからこそ、お客様に選ばれるワンストップサービスが実現できているのだと思います。

T H E M E 0 5
今後の⽬標について今後挑戦したいこと、⽬指すキャリアを教えてください。

法令や規則に基づくディスクロージャーは、重⼤な不備や遅延などがあれば、社会的信⽤を失いかねないもの。そんなプレッシャーを感じているお客様に対して、安⼼や信頼をしていただくために、さらに専⾨性を磨いていきたいと考えています。

私は⼊社以来20年間、営業部⾨⼀筋。今後、営業部⾨内でキャリアアップを⽬指すことも⼀つの選択肢ですが、その⼀⽅、他部⾨での経験を踏まえた上で、キャリアアップに挑戦してみたいという考えも持っています。

私も⼊社以来、制作部所属ですので、⾃部⾨の業務以外でも、知識の習得ができる機会があれば、取り組んでみたいですし、それによってお客様に対してより良い提案ができるようになると考えています。

私は、IRサイトの自動更新システムなど、今担当している「WizLabo」以外の製品のプリセールスにも挑戦してみたいです。「ディスクロージャー」という柱を中心に様々な分野に挑戦できる環境を活かし、各製品を横断的に説明できるシステムの専門家を目指していきたいと思います。

⾃分のキャリアアップもさることながら、⽣産管理部と⾃社⼯場との⼈材交流を通して、次の管理職を育てていくことが⽬標です。なかなか難しいですが、⼀歩⼀歩着実に進めていきたいですね。

これからもそれぞれが専⾨性・スキルを育んでいき、全社で⼀つになって、お客様に最善のサービスを提供してきましょう!

